多胎児への不安と対処
多胎児について少し説明をしたいと思います。
多胎児とは双子以上を同時に妊娠すること、
または双子以上の胎児や産まれて来た子供をさします。
本来人間は、毎月どちらかの卵巣から1つずつ交互に排卵される為、
基本的には胎児は一人が一般的です。
しかし妊娠初期の段階で、
受精卵が何らかの刺激を受けると二つに分裂することがあり、
これがいわゆる一卵性双生児です。
一卵性双生児は全く同じ受精卵が偶然二つに分割したものなので
全く同じ遺伝情報を持つ子供が二人生まれることになります。
ですから顔や性格がそっくりな双子となります。
不妊治療では排卵がうまく行われない事が不妊症の原因であることも多く、
不妊治療の初期段階では排卵促進剤を投与することで
妊娠の機会を増やすという方法がとられます。
排卵促進剤の投与は、同時に左右両方の卵巣から
複数の卵子が排卵される状況を作ってしまいます。
そしてその状態で妊娠すると排卵された全ての卵子が同時に受精し、
多胎児となるのです。
この為排卵促進剤を使用した不妊治療による妊娠では、
多胎児妊娠・多胎児出産となる可能性は非常に高くなります。
そして排卵促進剤による多胎児は、それぞれ違う卵子と違う精子の受精卵ですから
、双子であっても顔も性格も全く違うと言うことになります。
(C) 2010 不妊症治療の現実 【不妊症女性の悩み・ストレスと原因】